先日(10/12)は、ガーデンワークとバーベキュー、役員さんは遅くまで役員会もお疲れ様でした。
終わってみたら、バーベキューの写真が1枚も無いことに気づきました。。。柴田さんが今年もばら寿司を作ってきてくれて、平田さん、葉井さんが手作りのスイーツを他にも差し入れ等ありがとうございました。
ややお肉が少な目でしたけど、すごくおいしかったですね。
炭おこしは、山上さん、紫田さんが頑張ってくれました。皆さん、お疲れ様でした。
ガーデンワークは、空模様が気になって急いで作業をしたので説明が不十分でした。すみません。。。
参加者10名の皆さんと作業をしました。(お試し参加のGAさんも1名)

今回は、宿根草花壇の土壌改良と植え替えをやってもらいました。
2年前のワークで植木支柱の講習をした花壇です。その後、余った苗など植えて乱れていたのでこの機会に整理をすることに。
まずは、どこに何を植えるか計画です、そして抜き取り作業。
乱れたものや育ちの悪いものまたデザイン的に不要と思うものをポットに移すため掘りあげました。新たに植栽したい部分は根を取り除き耕します。球根も一部を掘り上げました。
今回は小さめの宿根草なので20㎝ほどの深さまで耕します。
そして土壌の診断です。

この花壇は、もともと真砂土にバーク堆肥という普通の土壌です。
水はけは良いですが、少々土が痩せている感じ。宿根草を植える場合は少し肥料分を足したいと思いました。
今回使用したのは「キララベース」というオリジナルの改良材ですが、中身はバーク堆肥、活性炭、黒曜石パーライト(微粒)などの配合となっています。
これにミリオンと大粒のマグァンプ(2年効く)を施しました。
ミリオンについては、皆さんよくご存じと思いますが、どんな土壌でもベストな状態にしてくれる万能な資材です。1㎡辺り1kgを使用します。
色々な考え方がありますが、草花などを植える場合の土壌改良はバーク堆肥をすき込むことが多いです。水はけを良くしたい場合は、パーライト(黒曜石の方)を下層部に混ぜます。また真珠岩パーライト(ネニサンソ等)は逆に水もちを良くしたい時に使用する資材です。
黒曜石パーライトはミネラル分も多く、真珠岩パーライトの倍ほどの価格です。
園芸用土の定番「赤玉土+腐葉土」またピートモスは主にコンテナ用土で、しかも関東標準。
関西では庭土と言えば「真砂土」です。質問もありましたが、
赤玉土は関東ローム層の赤土を乾燥したものですが、砕けると水はけが悪くなってしまうので私はほとんどガーデンでは使用しません。
また樹木などで堆肥が不要な場合は、ココピートを土壌改良に使っています。最近のお気に入り資材です。
それぞれお好みや環境ごとに異なると思いますが、ぜひ色々試してみてください。

仕上げには、バーク堆肥でマルチングをしました。
植物が嫌う泥ハネ防止、保湿、保温などの効果があります。夏にはあまり使いませんが、秋冬には仕上げの化粧材として使用することが多いです。
真っ黒で見るからに上質なこのバーク堆肥は「くつきバーク」です
滋賀県高島市朽木の上田林業さんがつくっています。(大原の展示会にいつも出ていますね)
京都府立植物園や京都の造園屋さんがよく使用していますが、地元の滋賀ではいまひとつ人気が薄いらしいです。
バーク堆肥としては、まあまあの価格だと思います。
これよりもっとお安いものは、材料が荒いとか汚泥だったりしますね。見た目も全然違います。
ちなみにキララソイル、キララベースはもうワンランク上の堆肥を使用しています。宣伝違いますが、会員さんは7掛けです。詳しくはお問い合わせくださいませね。
周りに置いている石ころは、土留め的に並べています。皆さんのお陰で、すっきりしました。春になるとモリモリしますがまた写真を送りますね。

ちなみに2年前は、こんな感じでした。覚えていますか?
来年のガーデンワークは、どうしましょう。
また考えておきますね。
「ポットアップ」
キララでは、掘り上げてポリポットや鉢に植えることをポットアップと言いますが、よく考えてみたら正しいのかどうかわかりませんね。鉢のサイズアップはワンサイズアップとか言いますが直径3センチのことではなくて、うちでは1.5㎝(0.5号)のことだったりします。もし混乱されていたら申し訳ありません。