山田です。
2019/2/2
協会主催の「家庭園芸実践スキルアップセミナー」に参加してきました。
今回の講師は、園芸家の国吉純氏。横浜在住
株式会社ジュリエッタガーデンの代表で、私も何度か仕事を一緒にやらせてもらったことがあって
今も個人的にお付き合いのある師匠のような人です。
今回も「あなたの顔だけ見て話すわね」と言っておられました、関西がちょっと苦手なんです。
演題は「それでも、なぜ人は植物を植え、育てるのか?」
国吉先生、じつはとてもナルシスト(笑)なので、自己紹介がやや長かったです。
園芸の講師として多方面で活躍されてきて、数多くの実績をおもちなので、さすがに納得の内容でしたね。
・園芸の情報は多いけれど、見てもよくわからないという人がすごく多い
・一番多い質問は”土“”
・初心者さんには基本をしっかりと、基礎が大事
などなど、園芸相談や仕事に私も大変参考になる内容でした。
そして「私たちも常に成長していくことが大切」というメッセージ。本当にそう思います。
第2部では、大手種苗会社による2019年期待の花や野菜の品種プレゼンテーション。
カネコ種苗株式会社、株式会社サカタのタネ、サントリーフラワーズ株式会社、タキイ種苗株式会社、横浜植木株式会社が各15分ずつ商品の紹介をしていました。
サントリーフラワーズの立花さんが7月の中国の園芸視察旅行について説明されたんですが、
今、中国では園芸バブル的な時代になっているとかで、ビジネスチャンスがあると思っている人が多いとのこと。
国民が花と緑に癒しを求めるようになってきたらしいです。今はまだ公共の場所とかに植えられているのを鑑賞する程度だが、これから個人レベルの園芸も発展していくと思われます。とのことでした。
サントリーフラワーズのふわ~っと広がる花たちはそんな中国のニーズにぴったりなので、
多分よく売れているのでしょうね。これから参入する企業はもっと増えそうです。
園芸を仕事としている方は、中国視察おすすめかも。ま、私はたぶん行けませんが。
セミナーのあとは懇親会がありました。
でも参加者が少なくて少し残念でした、セミナーでは30名が満員だったのにその半分も残っていない感じでしたね。
大阪にGAの会を作りたいという関東から引っ越してこられた男性がおられました。
なぜ大阪には無いのか?と質問されました。私が思うには、戦後からあるフラワーソサイエティーや園芸研究会というしっかりした団体があるので特に必要なかったのではないかな?と説明。
他のGAさんとも少しお話しをしましたが、ボランティア活動としての園芸についての話題が多く、
皆さんとても苦労しておられるような印象でした。特に行政とどのように取り組めば良いのか、というものです。
私も大津市と取り組んでいることは地元への社会貢献と考えているので、このボランティア活動については色々と思うことがあります。
園芸ボランティア活動について、皆さんとぜひ意見交換してみたいと思いました。
次回の例会で、この議題についてディスカッションをぜひやりましょう。よろしくお願いいたします。
余談ですが、終了後に国吉さんと大阪駅までご一緒したんですが、
私の仕事や活動をいつもfacebookでチェックしているらしく、仕事内容やみやび会のことなど
質問攻めにあいました。。。で、道に迷ってしまい、なかなか駅にたどり着かなくて。
歩きすぎて、どっと疲れました。
関西でのスタッフ募集しているそうです。ホームセンターでトマトを販売する仕事だとか。