牧野植物園見学会の報告です。
4月22日高知県にある牧野植物園にて見学会を行いました。
今回は遠方の見学会ということと、平日の開催ということもあり、参加できない方も多かったのですが、
みやび会会員9名、一般の方2名に参加いただき行ってまいりました。
ほとんどの方が前日から高知県に入り、それぞれに桂浜・日曜市・高知城等を満喫し、夜はひろめ市場に集合して晩ごはんを楽しみました。
高知の味覚、鰹のタタキが食べられて嬉しかったです。たくさん食べて話して次の日の見学会に備えました。

当日は天候にも恵まれ、見学会日和の青空でした。
見学会では、牧野植物園の鴻上解説員にご案内いただき、園内をまわりました。
牧野植物園は、高知県出身の植物学者 牧野富太郎博士に由来する植物園で、土佐の野生植物等が展示されています。特に、受付へのアプローチである「土佐の植物生態園」は、入り口から受付までの園路に高知県の山から浜までを凝縮したように植物が展示されており、とても面白かったです。

また、富太郎博士が植物分類学の研究者であることから、牧野植物園では植物ひとつひとつの記録をとても大切にしているというお話しも伺いました。
出身のわからない植物がないように、全て自分たちで採ってきているんだよ、と教えていただきました。
他にも、土佐の植物から珍しい植物等、たくさんの植物を紹介してくださり、その特徴や生態のことまでたくさんご説明いただき、とても贅沢な見学をさせていただきました。当たり前に大切なことのようで本当に大変なことだと、ひとつひとつに名前のプレートが付けられた、たくさんの植物たちを見ながら感じました。

皆どの案内も興味津々で、質問したり写真を撮ったり。
特にトビカズラのところでは、大きさと珍しい花にとっても盛り上がっていました予定の時間を大幅に超えてお話しいただいたのに、まだ紹介したい植物がたくさん!と言っていただいた鴻上解説員、本当にありがとうございました。
その後は、1時間ほどそれぞれに見学し、園内のレストランで昼食を食べました。
天気がよかったのでテラスで食べたのですが、これがまた気持ちの良いテラスで、美味しい昼食をいただくことができました。

昼食の後は、皆で集まって意見交換や総括をしました。皆大満足!という感じでしたが、やっぱりまだまだ見足りなかったという意見が…必ずまた来たいと思った見学会でした。
今回の見学会は、都合が合わず参加できなかった方々にも事前に色々ご協力いいただきありがとうございました。おかげさまで無事終えることができました。
また最後になりましたが、牧野植物園の皆さま色々とお世話になりました。楽しい見学会をさせていただき、本当にありがとうございました。
山上陽子
前列左から葉井さん、田中さん、ガイドの鴻上さん
二列め左から有元さん、阪上さん、山田。三列目左から辻さん友人と辻さん、山上さん、山口さん。
撮影は、葉井さんの旦那さんです。